東京オリンピック2020で、バスケットボール女子日本代表を銀メダルに導いたトム・ホーバス監督。
監督としての実力もさることながら、トム・ホーバス監督の現役時代の活躍もすごいと話題になっています。
そこで今回は、トム・ホーバス監督の現役時代の活躍についてまとめてみましたのでご覧ください!
トム・ホーバス監督の現役時代がすごい!
バスケットボール女子日本代表の監督として有名なトム・ホーバス監督。トム・ホーバス監督自身も過去は現役の選手として活躍していました。
その経歴や獲得している賞が色々とすごいんです!
詳しく見ていくことにしましょう!
トム・ホーバス監督の現役時代まとめ!
ここでは、トム・ホーバス監督が現役時代に所属していたチームと、そこでの活躍について紹介していきます。
トム・ホーバスの現役時代①
スポーティングクラブ(ポルトガル)
トム・ホーバスさんは大学卒業後はNBAに入ることを希望していましたが声が掛からず、ポルトガルのプロチームに所属することになります。
所属期間は短いものの、1ヶ月目でチームをリードするプレイヤーになっていたようです。以下の内容が当時の記事に書かれていました。ちなみに、言語の壁には少々苦労していたとのこと。
Hovasse, in just the month he’s been over there, has developed into a leading player on the Sporting Club.
The Daily Collegian
大学でも活躍していたとは言え、プロに入ってすぐに結果を残していたのはすごいですね!また、トム・ホーバスさんは「コーチは私がやりたいことをなんでもやらせてくれる」とも語っており、かなり自由にプレイできていたのではないかと思われます。
トム・ホーバスの現役時代②
トヨタ自動車ペイサーズ
スポーティングクラブの次にトム・ホーバスさんが所属したのは、日本のトヨタ自動車ペイサーズ(現在はアルバルク東京)。
このチームには2回所属することになりますが、ここでの成績が相当すごいので紹介します。
1991年 | 第25回日本リーグ クーガーDiv. 優秀選手賞 |
1990-1993年 | 第24回-第27回日本リーグ 得点王 (4 年連続) |
1992-1993年 | 第26回-第27回日本リーグ 3 ポイント賞 (2 年連続) |
1995年 | 第29回日本リーグ 得点王、ベスト 5 受賞 |
1996年 | 第30回日本リーグ 準優勝 |
1996年 | 第71回全日本総合選手権大会(天皇杯) 準優勝、ベスト 5 受賞 |
1996-1997年 | 年間ベスト 5 受賞 |
所属したのが1990年のことですので、そこからなんと4年間連続得点王!かなり攻撃力の高い選手だったんですね。ちなみにスリーポイントシュートも得意としており、3ポイント賞も2回獲得しています。
この辺りの経験は、後の女子日本代表のコーチをするときも反映されているような感じを受けますね!
トム・ホーバスの現役時代③
アトランタ・ホークス(NBA)
1994年、トム・ホーバスさんはついに念願のNBA入りを果たします。所属チームは「アトランタ・ホークス」です!
日本では大活躍のトム・ホーバスさんですが、NBAの壁は相当厚かった様子。出場したのは2試合に留まり、わずか4ヶ月で退団となってしまいます。
トム・ホーバスさんは他国のバスケットリーグで大活躍していた実力者ですので、NBAで活躍するのはどれだけ大変なのかがわかりますね。むしろNBAに所属したことがあるというだけでも、相当すごいことだと思います!
トム・ホーバスの現役時代④
ピッツバーグ・ピラニアス(CBA)
アトランタ・ホークス退団後、男子バスケットの独立リーグCBA(セミプロリーグ)のピッツバーグ・ピラニアスに所属します。
トム・ホーバスさんはこのチームで25試合に出場しますが、チーム自体が1年で解散してしまったため、所属も1年のみとなりました。
この後、トヨタ自動車ペイサーズに復帰することになります。
トム・ホーバスの現役時代⑤
東芝レッドサンダース
トム・ホーバスさんの現役最後のチームとなったのが、東芝レッドサンダース(現在は川崎ブレイブサンダース)。
当時の記事では、「オールラウンドなベテランプレイヤー」と紹介されていました。この年はチームを日本リーグ第3位へ導き、現役を引退することになります。
引退時の年齢は33歳ということで、バスケット選手としては引退を考えてもおかしくない年齢のようですね。それでもリーグ3位になっているので、最後まで名プレイヤーだったんですね!
トム・ホーバス監督の学生時代は?
トム・ホーバスさんの現役時代がすごいのはわかりましたが、学生時代はどうなのでしょうか?
学生時代はペンシルベニア州立大学でバスケットをしています。学生時代に決めたポイントは1459点で、同大学出身のNBAプレイヤー「ジェシー・アーネル」の2138ポイントに次ぐポイントだったとのこと。
大学時代だけで1500ポイント弱ということは、年間で400ポイント程度決めていたということになります。この頃から攻撃力の非常に高い選手だったことがわかりますね!
トム・ホーバス監督の現役時代は攻撃力の高い選手!
今回は、トム・ホーバス監督の現役時代について見てきました。
かなり攻撃力が高い選手で、日本のチームで活躍していた際は5回の得点王、NBA選手としてコートに立った経験も持っているなど、本当にすごい選手だったことがわかりますね!
特に日本での活躍が長いので、日本語が上手というところも納得です!
次はバスケットボール男子日本代表のヘッドコーチをされるという話もありますが、どのようなチームになるのかが今から楽しみですね!
また、トム・ホーバス監督の名言についても以下の記事にまとめていますので、よろしければご覧ください!